4月から中学生になるあなたへ|小学校と中学校、勉強はこう変わる

4月から中学生。期待と不安が入り混じっている時期ではないでしょうか。

「中学の勉強って難しくなるの?」
「塾に行かないとついていけない?」

こうしたご質問をよくいただきますが、まず知っておいていただきたいのは、
中学校の勉強は小学校の延長ではないということです。何がどう変わるのか、具体的にお伝えしていきます。

目次

テストの回数と重みが一変します

小学校では、単元が終わるたびにカラーテストがありました。
範囲も狭く、授業をしっかり聞いていればそこそこの点数が取れたと思います。

中学校ではこれが大きく変わります。定期テストは年に4〜5回で、1回のテスト範囲が2〜3か月分にまたがります。
テスト前だけの詰め込みでは間に合わないことが多く、1学期の最初の定期テストで「思っていたのと違った」と感じるお子さんは少なくありません。

さらに、テストの結果は「内申点」として高校入試にそのまま影響します。ここが小学校との最大の違いです。

「内申点」が高校入試を左右します

小学校の通知表は「よくできる・できる・がんばろう」の3段階でした。中学校では5段階評定に変わり、この数字がそのまま高校受験の合否に関わってきます。

京都府の公立高校入試では、中1から中3までの全学年の成績が内申点として計算されます。
現行制度(令和8年度入試まで)の中期選抜の場合、9教科の評定に加えて実技4教科は2倍で計算されるため、満点は195点。音楽・美術・保健体育・技術家庭も立派な「受験科目」なのです。

「受験勉強は中3から頑張ればいい」と思われがちですが、中1の1学期から内申点の積み上げはもう始まっています。

令和9年度から入試制度が大きく変わります

今の新中1のお子さんにとって、特に知っておいていただきたい話があります。
令和9年度(2027年度)の入試から、京都府の公立高校入試制度が大幅に変更されます。

現行では「前期選抜」と「中期選抜」の2回に分かれていた選抜が、一本化されます。新しい「前期選抜」には「独自枠」と「共通枠」の2つが設けられ、志望する高校に応じてどちらか、あるいは両方に出願できる仕組みです。

「独自枠」は、各高校が学科ごとに検査項目や配点を決めて、学校の特色に合った生徒を選ぶ枠です。
「共通枠」は全校共通の検査項目と配点で評価されます。検査日程も2月中下旬の連続2日間に短縮され、電子出願も導入される予定です。

つまり、新中1のお子さんが高校受験を迎える頃には、今の中3生とはまったく違うルールで入試が行われることになります。制度変更の過渡期にあたりますので、早い段階から正確な情報をつかんでおくことが大切です。

最新の制度詳細は京都府教育委員会の公式サイトで公開されていますので、保護者の方はぜひ一度目を通しておいてください。

英語が本格的な「教科」になります

小学校の英語は「聞く・話す」が中心で、点数がつく場面も限られていました。
中学校では文法・単語の暗記・長文読解・英作文と、一気に守備範囲が広がります。

最初のつまずきポイントは、be動詞と一般動詞の区別です。「I am a student.」と「I play soccer.」の違い、それぞれの否定文・疑問文の作り方が混同しやすく、ここが曖昧なまま進むと、三単現のs、過去形、助動詞と進むにつれて雪だるま式にわからなくなっていきます。

「小学校では英語が得意だったのに……」という声が毎年聞かれますが、これは小学校の英語と中学校の英語が別競技と言えるほど違うからです。

数学は「算数の延長」ではありません

中1の数学は「正負の数」から始まります。マイナスの概念、文字式、方程式と、小学校では扱わなかった抽象的な内容が次々に出てきます。

計算のスピードと正確さが求められた算数に対して、中学数学は「なぜそうなるのか」を考える力が問われます。
文章題では、問題文を式に変換する力も必要になるため、算数の文章題が苦手だったお子さんはここで苦しくなりやすい傾向があります。

もし小6の時点で分数の計算・割合・速さの文章題に不安があれば、春休みのうちに振り返っておくのがおすすめです。中1数学のスタートラインは、小学校の算数がどれだけ定着しているかで大きく変わります。

部活が始まると、生活が一変します

中学生活で一番大きな変化は、実は部活動かもしれません。平日は18時近くまで活動して、帰宅後は疲れて机に向かえない。土日も練習や試合。「いつ勉強するの?」という状態に、あっという間に陥ってしまいます。

だからこそ、入学前に「勉強する時間帯」を親子で決めておくだけで、最初の数か月がずいぶん変わってきます。
「夕食前の30分」「朝の15分」など、無理のない範囲で構いません。大切なのは、短くても毎日続けることです。

また、京都市では部活動のあり方そのものが今後大きく変わる見通しです。京都市教育委員会は、令和10年(2028年)8月末をもって市立中学校の部活動を原則廃止し、代わりに「京都版地域クラブ(仮称)」と学校内で行う「放課後活動」を新たにスタートさせる方針を示しています。

京都版地域クラブは、学校の管理外で地域や民間の指導者のもと活動する仕組みで、在籍校だけでなく近隣校や拠点施設での活動も想定されています。一方の放課後活動は、学校教育の一環として校内で行われ、生徒の主体性を生かした多様な内容が予定されています。

今の新中1が中3になる令和10年度の夏まで、従来の部活動は継続されますが、その先は新しい形に移行します。
お子さんの中学生活を考えるうえで、この動きも頭に入れておくとよいかもしれません。
詳しくは京都市教育委員会の公式ページをご確認ください。

保護者の方へ:中1の1学期に安心しすぎないでください

中1最初の定期テストは範囲が狭く、平均点も高くなりがちです。「うちの子は大丈夫そうだ」と感じる保護者の方が多いのですが、2学期になると急に点数が下がるケースが毎年見られます。

内容が本格化するのは2学期以降です。英語は一般動詞の過去形や代名詞の変化、数学は比例・反比例や方程式の応用と、一段ギアが上がります。1学期のうちに「わからないことはその日のうちに解決する」という習慣をつけられるかどうか。ここが中学3年間を左右する分かれ道になります。

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