セカンドキャンパス 高見塾長の勉強法指南
数学の力が急上昇するアドバイス
高校生は、数学のチャートとか問題集とかをノートにやるのが夏休みの宿題の定番ですし、それがやってもやっても終わらない量、というのがこれまた定番ですので、今の時期はそれに苦しんでる人が多いかも知れません。
やはり数学は他の教科にも増してアウトプットが大事で、授業を聞いて伸びるというより、自分で問題をやって力がつく面がはるかに大きいです。
宿題に追われている人は大変だと思いますが、実りのある演習になることを願っています。
さて、数学が苦手になりかけている人がもしいたら、単純なアドバイス1つで大きく改善する場合があります。
今日のテーマはそれです。もう、ほんまに単純です。
問題を解く時、ノートに書く字の大きさを2倍にしよう、というのがそれです。
問題演習用のノートをギチギチに詰めて書いている人、分数を1行に詰め込んで書いている人がいたら、騙されたと思って、「字を大きくする」これだけを意識してやってみてください。
1つの問題をノート1ページくらい使って書くイメージです。
ノートの消費速度が上がりますが、自分の解答を読むのも書くのもだいぶラクになるはずです。
そして、大きな字で書くとゴマカシがききにくいですので、計算や論理のながれを自然とはっきり書くようになります。
また、字をきれいに書こうとしなくても、大きく書く、それだけで読みやすくなりますし、
計算ミスも減るんです。
そういう、ちょっとした効果が積み重なって、不思議なほど数学の力が急上昇する人がよくいます。
もし、問題集の問題をノートに詰め詰めでやっていたら、やってみて損はありません。
試験の採点をする先生にしても、大きな字ではっきり書かれた答案は助かりますし、加点もしたくなるものです。
[box class=”blue_box” title=””] 生徒さんに協力してもらって、大きな字を意識して普段どおりに問題演習してもらったサンプルです。[/box]
いつも通りの問題演習ノートですが、左はかなり以前のものでぎっしり詰めて書いてあります。右は普段どおりで文字の大きさだけ変えてもらってます。同一縮尺で並べておりま す。これだけで見やすさがだいぶ変わるのが分かると思います。
書く大きさを変えただけで、だいぶ見やすさに違いが出るのがわかるのではないでし
ょうか。
実際、最近の模試でも数学の力が上昇傾向です。それに続く人達がどんどん出てきてほしいなと思っています。
個別指導教室セカンド・キャンパス代表
「学校ではできないことをやる」をモットーに、地域の小中高生を対象とした学習塾を運営。
平日ほぼ毎日発行される教室通信「やる気発生装置」は学校情報、受験情報、勉強の仕方等役立つ記事を多数掲載。
保護者や塾生だけでなく、塾関係者や学校関係者にも幅広く人気がある。
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