セカンドキャンパス 高見塾長の勉強法指南
英語新テストに勝つために原点に戻る
先週末から週明けにかけて、多くの高校でベネッセのマーク模試が実施されたようです。
さっそく問題を見せてもらいましたが、まだ分析が進んでいませんし、これから受ける子もいるので内容について詳しいことは書きません。ただ、高3生は、「共通テスト」という新たな壁を
実感できたのではないかなと思います。
共通テストでの英語のリーディングは、センター試験の「英語」にはあった文法問題やアクセント問題が消えて、6題すべて長文です。
初めから終わりまで、まとまった量の英文をひたすら読み続けないといけません。これが解答時間と体力(精神力?)を容赦なく削っていくのです。
僕も試行テストや模試を解きましたが、時間内に最後まで終わらせるのがとにかく大変で、残り時間わずかになると焦りが半端なかったです。
そして、これから力をつけていく受験生の側から見ると、単なる知識問題がほとんどなくなった分、即効的に点数を上げるのが難しくなっています。
一定程度の地道な学習をしっかり続けていると、ある日急にものすごく力がついたのを実感できるときが来ます。おそらく、補助輪のない自転車に乗れるようになったときとか、25メートル泳げるようになったときと同じように、根気強い練習ののちに突然できるようになるのです。
英語はもともと学習量の積み重ねが重要な教科ですが、この共通テストに勝つには、今までにもまして基本練習をじっくり続けることが何より大切になるだろうというのが僕の実感です。
当塾の受験英語も、「新しいものに挑むときこそ、原点に戻ろう」という精神でやっています。4~5行の英文をノートに書き、文の骨組みとなる動詞を見つけることを中心に文構造を分析して、未知の単語の意味を調べたり考えたりして、自分なりに和訳をまとめる。おそらく、僕
の学生時代なんかよりずっとずっと昔からある伝統的な勉強法です。これで、1つ1つの文の構造と内容をよく考えて理解する訓練をします。
それが、大量の英文を冷静に読み込んでいく新しい共通テストに勝つ原動力になるはずです。春から20冊近いノートを作った人もいますし、塾に来ない日も毎日LINEでノートの写真を送ってくる人もいます。やり方やペースは人によって違いますが、着実に力をつけています。英語に不安のある人は、ぜひKYOTO STUDYまたは提携・協賛塾までご相談ください。
個別指導教室セカンド・キャンパス代表
「学校ではできないことをやる」をモットーに、地域の小中高生を対象とした学習塾を運営。
平日ほぼ毎日発行される教室通信「やる気発生装置」は学校情報、受験情報、勉強の仕方等役立つ記事を多数掲載。
保護者や塾生だけでなく、塾関係者や学校関係者にも幅広く人気がある。
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