中期選抜の自己採点、する?しない?受験生の「答え合わせ問題」を考える

3月6日、中期選抜の学力検査が終わりました。受験生のみなさん、本当にお疲れさまでした。

試験が終わった直後、気になるのが「自己採点」のこと。友達同士で答え合わせをする人もいれば、
「怖くて見たくない」という人もいるでしょう。答え合わせをやるかやらないか迷っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、中期選抜後の自己採点について「する派」「しない派」それぞれの考え方を整理しながら、合格発表までの過ごし方を考えていきます。

目次

中期選抜の自己採点は可能なのか?

まず前提として、中期選抜では試験問題の持ち帰りが認められています。ですので、問題用紙に自分の解答をメモしていれば、あとから答え合わせをすること自体は可能です。

また、京都では入試当日に京都新聞のサイトで入試問題と解答が掲載されます。これを参考にすれば、その日のうちに自己採点を行うことも可能です。

中期選抜には一部記述問題も含まれますが、記述の割合は多くなく、選択式や数値で答える問題が中心です。
そのため、ほとんどの問題は比較的正確に自己採点することができます。

記述問題も、極端に解釈が分かれるような形式ではないため、基本的には解答例を参考にすれば大きく外れることはありません。したがって、中期選抜は全体の得点の目安を把握するという意味では、十分に自己採点が可能な試験と言えるでしょう。

自己採点を「する」メリットと注意点

自己採点をする最大のメリットは、「だいたいの結果が見える」という安心感です。合格ラインに余裕がありそうだとわかれば、残りの日々を穏やかに過ごせます。

また、万が一点数が厳しそうな場合に、二次募集や私立高校への切り替えなど、次の動きを早めに考え始められるというメリットもあります。保護者の方にとっても、ある程度の見通しが立つことで心の準備ができるでしょう。

ただし、注意点もあります。

自己採点の結果が微妙だった場合、合格発表までの10日間がとても苦しくなります。「あと1問合っていれば」「あの問題、やっぱり間違えたかもしれない」と何度も頭の中で繰り返してしまう。結果が変わるわけではないのに、気持ちだけがすり減っていく状態です。

それから、友達と点数を比べ始めてしまうのもよくあるパターンです。自分より点数が高い友達の話を聞いて落ち込んだり、逆に自分のほうが高いとわかって安心したのに、その友達が同じ高校を受けていて複雑な気持ちになったり。自己採点をきっかけに、人間関係がぎくしゃくするケースも少なくありません。

自己採点を「しない」という選択

一方、自己採点をしないという選択も十分にありです。

「もう終わったことは変えられない。結果は3月17日にわかるんだから、それまで待とう」という考え方。これは決して逃げではなく、精神的に健全な判断だと思います。

実際、自己採点をしなかったからといって合否に影響があるわけではありません。内申点と当日の得点で合否は決まりますし、自己採点の正確さに関係なく結果は変わりません。

ただ、「やらない」と決めていても、友達やSNSから答えの情報が入ってきてしまうことがあります。自分は見ないと決めていたのに、LINEグループで「あの問題の答え何だった?」と聞かれたり、Xで解答速報が目に入ったり。完全に情報を遮断するのは難しいかもしれません。

そういう場合は、「SNSを少し離れる」「受験の話題になったら話を変える」など、意識的に距離を取ることをおすすめします。

保護者として気をつけたいこと

お子さんが試験から帰ってきたとき、一番聞きたいのは「どうだった?」だと思います。ただ、この時期の受験生はとても繊細です。

「何点くらいだった?」「自己採点した?」と聞かれること自体がプレッシャーになるお子さんもいます。手応えがあった子は自分から話してくれることが多いので、まずはお子さんのペースに任せてあげてください。

もし自己採点をして落ち込んでいる様子であれば、「内申点もあるから、当日の点数だけでは決まらないよ」と伝えてあげるのがよいでしょう。中期選抜では内申点の比重が大きいため、学力検査の自己採点だけで合否は判断できません。

反対に、やってはいけないのが「なんでこの問題間違えたの?」「もっとちゃんと見直しすればよかったのに」といった言葉です。試験は終わっています。過去を責めても何も変わりませんし、お子さんの気持ちを追い詰めるだけです。

結局、自己採点はしたほうがいいの?

結論から言えば、「正解はない」というのが正直なところです。

ただ、あえて判断基準を挙げるなら、次のように考えてみてください。

自己採点をしたほうがいい場合
・結果がどうであれ受け止められるメンタルの余裕がある
・不合格の可能性がある場合、早めに次の選択肢を調べておきたい
・「わからない状態」のほうが不安になるタイプ

自己採点をしないほうがいい場合
・結果を見て気持ちが大きく揺れやすい
・友達と比べてしまう傾向がある
・「終わったものは終わった」と割り切れるタイプ

どちらを選んでも、それは間違いではありません。大切なのは、合格発表までの約10日間を、なるべく穏やかに過ごすことです。

合格発表までの過ごし方

自己採点をするにせよしないにせよ、3月17日の合格発表までの期間をどう過ごすかは大事なテーマです。

まず、しっかり休んでください。受験勉強を長期間続けてきた心と体は、思っている以上に疲れています。好きなことをして過ごす時間に罪悪感を持つ必要はありません。

余裕が出てきたら、高校の勉強に向けた準備を少しずつ始めてみるのもよいでしょう。特に英語と数学は、中学の内容が高校に直結します。中学3年間の総復習をしておくと、入学後のスタートがぐっと楽になります。

卒業式は3月13日。中学校生活の締めくくりを大切にしながら、発表日までの時間を自分なりに過ごしていってください。

まとめ

中期選抜の自己採点は「する」「しない」どちらにもメリットとデメリットがあります。周りに流されて焦って答え合わせをする必要はありませんし、不安だから見ないようにすることも責められることではありません。

どちらを選んでも、合否はもう決まっています。結果を待つ間の時間を、できるだけ穏やかに、前を向いて過ごしてもらえたらと思います。

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