京都明徳高等学校

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セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3京都明徳高等学校

阪急桂駅からさらにバスに乗ってたどり着く、京都市の西の果て近くにある京都明徳高校。近隣以外の住民からすると「遠いやん!」の一言で片付けられそうな立地ではありますが、ちょっと待ってください。

スクールバスが充実しており、京都全域からアクセスが可能です。毎朝、これに乗り込んだらそのまま学校まで連れてってくれます。そう考えると、遠いと思っていた明徳は一気に身近な高校になってきます。

…などと言いつつ、僕のお気に入り移動手段は、やっぱり自転車なんです。

京都市街を横切って一時間ちょいのサイクリング、けっこう楽しいものがあります。

特に桂川を越えるときが最高ですね。

地元高野川や鴨川の美しい風景も好きなんですが、桂川のスケールの大きさ、自転車こいで長い橋を渡るときの思わず叫びたくなるような爽快感は、何にも代えがたいです。

そのあと学校までの上り坂がちょっとした地獄なんですけどね。

そんなわけで、先日説明会があり、自転車で学校まで行って参りました。あわせて授業の様子も見学させてもらいます。かつては商業高校であり、今も京都南部で唯一、商業系学科をもつ私学である明徳、パソコンが完備した情報教室がいくつもある近代的な校舎です。

難しい数字が並ぶ企業の決算書を読み取ったり、効果的な広告宣伝の方法を学ぶなど、商業科ならではの専門的授業があちこちの部屋で行われていました。

普通科の教室でも、プロジェクターやICT設備がふんだんに使われています。若い先生方が多くて、先進的なイメージです。

いま、「答えのない問題」への挑戦、というのが教育界のキーワードとなっているんですが、明徳高校の特色である「商業」という教科は、まさに答えのない問題の最たるものです。

売れることが正解ですが、そんなの誰にも断言できないですからね。その商業科の教員をへて校長に就任され5年めの二宮庸介先生は僕よりも若い方なんですが、校内施設のリニューアルや授業方法の改良など、精力的に改革を進めておられます。まるでテイーンズ雑誌のようなパンフを作ったり、動画を積極的に使ったPRなど、学校の魅力を伝える方法の面でも、商業科のこだわりが感じられます。興味をもった方は、ぜひKYOTO STUDYまでご相談ください。

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