セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R2関西創価中学校・高等学校
関西創価中学校・高等学校は、日本でかなりの影響力をもつ宗教団体 の系列下にある学校です。
大阪は交野市の静かな丘陵地にあり、出町柳から京阪に乗って約1時間、そのあと徒歩20分だそうです。
当塾の周辺からは、京阪沿線ですので比較的通いやすいとは言えますが、アクセス面ではなかなか覚悟がいります。
距離のハンディを乗り越えても、ここへの進学を熱望されるご家庭もあり、なかなかの難関校なのです。
以前は、塾は学校説明会にも呼んでもらえないし、入試問題の過去問 がほしいと思っても、受験生の請求には応じるが塾には渡さない、とい った具合で、塾としてはちょっと攻略しづらい学校でした。
しかし昨年 から一転、塾向け説明会が開催されています。去年その案内を受け取っ たとき、ぜひ参加したかったのですが、どうしても外せない別の学校と 重なり断念したのを覚えています。
今年はオンラインでの説明会になったため、動画視聴という形で、初めて参加させていただきました。実際に学校を訪れることは依然できていませんが、何かが変わりつつあるのは確かなようです。
座禅や礼拝のような宗教活動が特にあるわけではないものの、宗教団体の影響を大きく受けている学校であることは間違いありません。
その1つの側面が、語学や国際交流です。アメリカやブラジルなど世界に系列学校があるため、それらの学校との交流を通じて実践的な語学学習ができるというわけです。
中学校では、全員が同じ昼食をとる「完全給食」 が実施されています。私立中学では珍しいそうです。「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、食事をともにすることで学友としての絆を深め、生涯にわたるつながりが生まれていくのかも知れません。
説明会の動画を見させてもらった後、学校からは中学校・高校の過去5年分の入試問題を収録した「赤本」が届きました。
なかなか塾に過去問を分けてもらえなかった何年か前のことを考えると、ずいぶん変わったなあというのが実感です。
難関校であることは変わりませんが、少子 化もあって受験者が減少するなかで、学校としても自校を広くアピール する必要を感じているのかも知れません。
いただいた入試問題、じっくり研究させてもらおうと思います。そして、実際に学校の様子を見学で きる機会も楽しみにしたいです。
個別指導教室セカンド・キャンパス代表
「学校ではできないことをやる」をモットーに、地域の小中高生を対象とした学習塾を運営。
平日ほぼ毎日発行される教室通信「やる気発生装置」は学校情報、受験情報、勉強の仕方等役立つ記事を多数掲載。
保護者や塾生だけでなく、塾関係者や学校関係者にも幅広く人気がある。
教室所在地:〒606-8181 京都市左京区一乗寺地蔵本町26-1
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