R3洛陽総合高等学校

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セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3洛陽総合高等学校

 

洛陽総合高校は円町にある高校です。当塾のある高野周辺からはバス1本で行けますし、自転車でも30分かからないくらいです。

左京区にいるとあまり実感できないですが、JRの駅がすぐ近くで、本数が多い市バスの巡回路線や地下鉄なども近くを通っているため、京都市内でも屈指のアクセス便利な場所なんです。

非常に通いやすい学校だといえます。少し日数がたってしまったのですが、9月の終わりに説明会がありましたので、昨年に引き続き行って参りました。

総合学科の学校ですので、普通科の高校に比べると「卒業するには国語はコレ、理科はコレだけ履修しないといけない」といった制約が少なめで、その分を将来の生活や職業につながる科目として柔軟に学んでいくことが可能です。

その方向性を示すために「系列」に分かれた授業が用意されています。来年度からリニューアルされますが、「情報メディア系列」「調理製菓系列」「保育系列」など6つあります。

これらの系列には1年からすぐ分かれるのではなく、それぞれの入門授業を受けたり自分の関心を見つめたりしながら考えて、2年生から本格的な系列の授業が始まるということです。

やりたいことをすぐに決めきらなくてもいい、というのが基本の考えだということです。

とはいえ、それぞれの系列で取り組んでいる活動は本格的で、実社会とも連携しています。

この夏、調理系列の生徒さん達と市内の漬物店とで漬物の新商品を開発し、実際にデパートで販売されていたそうです。

京北地域で栽培されている新京野菜の「京唐菜」という葉トウガラシをみそ漬けにしたもので、独
特の風味が食欲をそそります。

試食させていただいたんですが、いくらでもご飯が食べられそうな感じでした。

受験的には難関校とはいえないので、学習面で自信を持てないまま入学してくる子も多いはずですが、勉強の枠を越えて社会に貢献することで自信をつける、そうしたヒントがたくさん潜んでいる学校であります。

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