R3京都文教中学校・高等学校

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セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3京都文教中学・高等学校

 

京都文教中学校・高等学校は、当塾の地元左京区にあり、教室がある高野周辺からだとバス1本で通える大変身近な学校です。最寄りのバス停は東山仁王門ですが、まあ僕が行くときはよほどの大雨でもない限り100%自転車です。15分もかからず到着出来ます。毎年2回ずつ塾向け説明会をされますので毎回参加しておりますが、今年はコロナ禍のため春は開催見送りになり、先日ようやく行って参りました。

説明会はいつも学校の講堂で行われます。だいぶ長年使われているであろう建物ですが、きっちり手入れされている感じです。木の階段をみしみしと登っていった3階に講堂があります。ご本尊が安置されていて、先生方や生徒さんが礼拝をする場所です。

仏教教育を基本としている学校ですので、週1回宗教の時間があり、高2の冬には授戒の儀式があって戒名をいただくそうです。

ただ、強制的に仏教を信仰させるということではなくて、仏教を通じて生き方・考え方を伝えていくのだといいます。それは確かに大事なことです。科学に比べて宗教は怪しげなものだと思っている人が結構いるようなのですが、僕はそうは思いません。

人間は何のために生きているのか、何を求めて生きれば幸せになれるのかといった、科学が決して答えてくれない問いに向き合うのが宗教だからです。宗派によって違いはあるものの、それをしっかりと伝えてもらえるのは公立では得られない、私学ならではの学びだと思っています。

かくいう塾長自身は、日頃神様や仏様への信仰とは縁遠い生活を送っていますので、そのうちバチがあたるのではという気がしますが.…。

説明は、主に入試部の水本先生と中山先生がされました。お二人とも長年大変お世話になっている先生で、当塾にも数え切れないくらい何度も来られていて、10年・15年来のお付き合いをさせてもらっています。

校長の初田先生も、僕が覚えている限り以前からずっとおられます。学校の前にまず先生の顔が浮かぶ、という状況です。学校としてはあまり派手さはなく、授業・部活・行事、普通のことを1つ1つ丁寧にやっているという雰囲気ですが、それが実は一番の強みなのではないかなと思います。

人間味のあるゆったりとした時間を過ごしつつ着実に成長していく、そんな落ち着いた高校生活を求めたい人には最良の環境ではないでしょうか。興味のある人は、ぜひKYOTO STUDYまで、ご相談ください。

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