京都成章高等学校

セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R2京都成章高等学校

阪急の桂駅からさらにバスで9号線を上がっていかねばならない京都成章高校は、当地左京区から通うのはかなり覚悟がいります。

しかし、吉竹校長の圧倒的存在感、そして志望校にするとか以上に、塾としても学ぶことの多い説明会を毎年開催されますので、今年も行って参りました。

いつもの説明会とはやや違って、衝撃的ともいえる内容でした。

京都成章といえば、夜21時、22時まで学校に残って、テレビを見ながらでもいいし、いつ帰ってもいい、ゆるやかな空間で納得いくまで勉強をする、そして結果を出す、というのが最大の特色でした。

この学校に残っての勉強を来年の新入生からは廃止して、17:30に完全下校の学校にするというのです。大きな路線変更であり、改革というより革命、クーデターと言っていいぐらいの変化です。おそらく、校内でもかなりの議論があったのでしょう。

現在の状況のなかで、生徒の安全、先生方の負担、色々なことを考慮しての選択だと思います。

17:30完全下校と言っても、そこで生徒を帰して放置するわけではない。

オンラインを活用して、これまで以上にきめ細かく学習を支えていく、という方策や信念も語られました。そこは大いに期待していいでしょう。

ただ、授業はオンラインでできるにしても、21時や22時という時間になって、学校で仲間や先生と直接顔を合わせているからこそ生まれる空気というものがあるのは間違いのないことで、現場の先生方にはそのことが何よりも分かっているはずです。

それをこれから変えていくことに、やはり何かしらの葛藤があるのは感じざるを得ません。
京都成章の夜の勉強は、当塾のスタイルと重なる部分も大きいです。それだけに注目もしていて、また、この学校が塾の近くではなくてホッとするところもありました。

その学校の路線変更には驚きと同時に、「学校ではできない、塾だからできることがある」というバトンを渡されたような感覚もあります。気の引き締まる思いで帰途につきました。