大谷中学・高等学校

目次

セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R2大谷中学・高等学校

大谷中学・高校は、京阪の七条駅から少し歩いたところにあって、当塾のある左京区からは電車・バス・自転車いずれも便利です。

毎年、必ず学校で開催される説明会には最優先で出席させて頂いています。鴨川沿いに自転車で下っていってそのまま到着、というのが、学校に寄せてもらうときの僕のお決まりのコースであります。

コロナ禍をはさんで、1年ぶりに訪れた学校は、校舎やアリーナが新築され、中庭もきれいに整備されていて、様変わりした雰囲気でした。

建物に入り、準備されていたスリッパに履き替えると、まわりをキョロキョロ観察したり、真新しいトイレを偵察したりしながら、説明会場になる講堂へ向かいました。どこを見ても新築ピカピカです。

校長の飯山等先生は、長年入試担当をなさっていて、塾関係者にとっては昔からの身近な存在です。見るからに上品な雰囲気を漂わせつつ、ユーモアあふれるお人柄の校長先生です。

いったんマイクが渡ると、お話がいつ終わるのか、どこへ向かうのか予測不能で、予定されていたスケジュールが狂っていきます。

以前は説明会の終了時刻が15分も20分もオーバーしたこともありました。校長先生のご挨拶、周囲の先生方にとっては頭痛の種であり、絶好のいじるネタでもあるようです。

今回はコロナ対策ということで、出席者の入れ替えを含めて分単位でがっちりと予定が立てられ、物理的に脱線ができないようになっていました。

運営されている先生方がたてた防衛手段かもしれません(笑)。大谷中学では、PTAの皆様が中心になって、校長カレー、校長消しゴムなどの校長グッズが制作されていて、これが人気商品のためなかなか手に入らないレアグッズになっているらしいです。

こんなところからも、愛されている校長先生像がうかがえます。僕も人のことはいえない、すっかり話が長くなりました。

3月から5月にかけてのコロナ休校の時期、どこの学校も、課題を郵送したりオンラインの授業や朝礼を行ったりして学びの継続、生徒さんとのつながりの維持に努めていました。

大谷ももちろん例外ではありません。でも、飯山校長のお話のなかで強調されたことは、休校明けの6月、新しくなったアリーナで思い切り部活をしながら、「めっちや楽しい!」と笑顔を浮かべた生徒さんたちの姿でした。

いつコロナが再来するかわからない状況下で、オンラインで学ぶことができる環境の整備はもちろん必要です。でも、やはり学校をオンラインで代替することはできない。

みんなが集まってこその学校なのだ、ということを実感されたといいます。僕も、その思いは同じです。今年は、オンラインで学ぶ新たな可能性を知ることができました。しかし、再びこれに頼るしかないような日が来ないことを、ただただ心から願うしかありません。

説明会のあと、講堂の隣にあるアリーナを見学させて頂きました。高校の体育館施設として関西最大のものになるそうで、バレーやバスケの公式戦ができ、2階は観戦スペース兼1周180mの周回走路になっています。ここでスポーツをしたらめっちや楽しいのは納得です。

高校入試の日ともなれば、3000人を超える受験生が集結する大谷高校は、もはや京都はおろか関西でも屈指の大規模校です。

大人数になればなるほど組織やシステムが先行しがちなものですが、生徒さんたちの顔が並ぶ毎年のポスターといい、何が起こるかわからない説明会といい、徹底的に「人間」が全面に出ているのが、大谷のカラーです。

京都の東側にある地理的条件からしても、今後も長いお付き合いになる学校だと思います。ただし、それなりの成績・実力がないと合格できない学校になってきていますので、受験するには努力が求められます。

志望校に大谷を考えている人は、KYOTO STUDYまでお気軽にご相談ください。

大谷中学高等学校HP

大谷中学校 AS入試のご案内

大谷中学校 10月31日(土) 谷験Ⅰ(学校説明会Ⅲ)

 

目次