セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3東山中学高等学校
京都ではいまやたった2校しかない男子校、それも高校から入れる学校としては唯一になった男子校が東山です。
30年前にはもっとあちこちに男子校がありましたが、次々に共学化されて、いまや最後の砦のよ
うになっています。
僕は小中高と公立でしたのであまり想像がつかないのですが、男だけの世界で激しいスポーツに打ち込んだり、女子の前ではあまりしないような話に花を咲かせたり、そんな青春があってもいいのかなという気はしています。
なお、女子がいないのは校内だけで、学校を一歩出ると東山生はかなり女子に人気があるのだとか、そんな噂も聞き及んでおります。男子しかいないといって敬遠するものでもないでしょう。そして事実、京都から男子校が消えていくにつれて東山の希少価値は高まっていて、人気・難易度ともに上昇しています。
受験するには一定の努力が要求される学校、ということを知っておいてほしいです。
前置きが長くなりましたが、先日、東山高校の説明会に行って参りました。
就任2年めを迎える校長の塩貝先生は、恰幅のいい、ちょっと体育会系的な感じの校長先生です。そのお話にも勢いがあります。
塩貝校長が力を入れて取り組んでいるのは、毎日、校内を自ら掃除することだといいます。
学校がきれいになり、出会う生徒と関わることができ、自らの修行にもなる。一石三鳥のこととして欠かさず掃除をされているそうです。簡単そうに見えて続けることはなかなかできません。
掃除が苦手などこかの塾長も、大いに反省して頑張らないといけないです。説明会では卒業生の方の発表もありました。現在大学4回生で、来春からは公務員として社会に出られるそうです。高校時代は自習室で夜9時まで勉強をしていた、そんな環境や仲間があることを東山高校の良い点として挙げられていました。
当時教員だった塩貝校長に豚汁やおにぎりの差し入れをもらいつつ遅くまで勉強したそうです。字数の都合、パンフに書いてあるようなことは割愛しましたが、人間味を感じる説明会でした。
個別指導教室セカンド・キャンパス代表
「学校ではできないことをやる」をモットーに、地域の小中高生を対象とした学習塾を運営。
平日ほぼ毎日発行される教室通信「やる気発生装置」は学校情報、受験情報、勉強の仕方等役立つ記事を多数掲載。
保護者や塾生だけでなく、塾関係者や学校関係者にも幅広く人気がある。
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