同志社女子中学校・高等学校

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セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R2同志社女子中学校・高等学校

御所の北側、京都の街を東西に貫く今出川通は、昔からおおぜいの大学生でにぎわう道なんですが、鴨川の橋あたりを境にして、東側はちょっとむさ苦しい京大生たちの世界、西側はお洒落な同志社の学生さんたちの世界と雰囲気が分かれる感じになります。

そんな同志社エリアの真っただなかにあるのが、同志社女子中学校・高等学校です。
毎年、在校生の生徒さんたちも交えてフレンドリーな説明会をされるので、楽しみに出席しているのですが、今年は時節柄、オンライン動画での案内ということになりました。

やはり直接学校を訪れたいなというのが本音ではありますが、30分ほどの動画には生徒さんたちが出演する学校案内などもあって、興味深く視聴させていただきました。

校内には、由緒ある古い建物と、新築されたばかりの校舎が共存しています。
栄光館は1932年に建てられた、国の有形登録文化財にも指定されている歴史ある建物です。
その中に大きな礼拝堂があって、毎朝、 パイプオルガンの音色を聞きながら、全校生徒がここでお祈りをするといいます。

例年の説明会場になっているので、何度も入らせてもらったことがあるのですが、その格調高さに身が引き締まるのを感じます。

いっぽう、中学生の教室や特別教室などが入る希望館は、つい4年前に建てられた新しい校舎です。電子黒板つきプロジェクターがもれなく設置された教室、巨大な地下食堂、5つある理科教室、ピアノのレッス ンが個別にできる音楽室など、公立校出身の僕にはなんともうらやましい…というより想像もつかない充実した最新設備が。

そして、階段を昇って屋上に出ると、京都盆地を囲む山々や市外を一望できる美しい屋上庭園が整備されています。

これも、見学させていただく際には外せないスポットであります。

当塾のある高野周辺からは自転車で15分もあれば行けますので、京都の中でも身近な私学のひとつです。

ただし、入るのは簡単とはいえません。中高一貫がメインですので、高校からの入学は25名だけの狭き門ですし、最低でも3年間通してオール4以上の成績、課外活動の実績 などの条件があって、ようやく推薦受験が可能となります。

実際に学校 を見てみると納得もいくのですが、地理的な近さとはうらはらに、かなりの難関です。来年、また見学に行けることを願いたいです。

同志社女子中学校・高等学校HP

 

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