京都先端科学大学附属中学校・高等学校

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セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3京都先端科学大学附属中学校・高等学校

長年「京都学園中学・高校」として親しみがあった学校が、京都先端
科学大学との法人合併をへて、新たな校名になることが発表されたのは 昨年10月のこと。

この4月に、大学附属校としての門出を迎えています。校名を書くとなんと漢字17文字。世の中には名前がちょっと長めな塾もあるんですが、これだけ漢字が並ぶと圧巻ですね。

先日、機会あって、新しい学校になってから初めての説明会と校内見学をさせていただけることになり、行って参りました。

学校の場所は京都市の西側、北野天満宮のちょっと先です。昔からのスクールカラーであった紫に代わって、ロゴなどは大学と同じ緑色になりました。

長年親しんできたものが変わるのは一抹の寂しさもありますが、時ちょうど新緑の季節。校内にあふれる緑の木々や、中庭に敷き詰められた芝生の緑色が、新しいスクールカラーに溶け込んで います。

1期生となる中学生たちが着ている制服のシャツにも、緑色のロゴがしっかりと刻まれていました。校名は変わっても、校長・佐々井宏平先生は変わりません。

学園の創 設者・辻本光楠氏が15歳で単身渡米して苦学しながら人生を切り開い たことから、世界で活躍するプロになれ!と毎回熱く語られるのですが、 京都光楠学園から永守学園となっても、そのお話が無くなることはありませんでした。

考えてみれば、京都商業高校の流れをくむ実学志向一世界に出ることへのこだわりと、新理事長となった永守重信氏の技術者・ ビジネスマンとしての生きざまとは、共通するものが多いです。学校がめざす路線には、それほどの変化はないのかもしれません。

校舎改築が進み、大学附属校らしいアカデミックな雰囲気ができつつある校内、久しぶりに見学させてもらいました。これからも、何が変わ り、何が変わらないのか、しっかり注目して見ていこうと思います。

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