セカンドキャンパス 高見塾長の高校探訪
R3北嵯峨高等学校
緊急事態宣言が延長され、受験生対象の説明会や学校見学会でさえも 延期や中止が相次いでいます。そんななかで、北嵯峨高校の学校見学を させていただけるという話がきましたので、行って参りました。
この状 況で、公立高校の様子を見せていただけるというのは本当に貴重な機会。 とにかくありがたいことです。
過去3回この高校にお邪魔したことがありますが、いずれもお天気が あいにくでした。4回めのこの日は梅雨前線もおとなしく、自転車で現 地へ向かいます。京都市街を抜け、立命館大学の前を通り抜けると、「きぬかけの路」とよぱれる起伏に富んだ道になります。ママチャリで走り抜けるのはかなり体力を使いますが、美しい自然と、龍安寺一仁和寺といった名刹が立ち並ぶ京都ならではの風景です。
上ったりくだったりの 坂道を抜けると一転視界が広がって、広沢の池の水面と田園風景になります。ここまで来たら北嵯峨高校はすぐそこ。高野周辺から1時間ちょいのサイクリングでした。
高校生の慣れた足なら1時間を切ることは難 しくないでしようし、京都でも屈指の景勝地を通り抜けながら通う3年間の日々は、間違いなく生涯にわたって心を豊かにしてくれるはずです。
高野からだとバスでも乗り換え1回だけで行けるので案外便利なのですが、自転車で行くと、この豊かな環境をいっそう味わえます。
今回、肝心の学校にたどり着く前に紙面の大半を使ってしまうという とんでもない構成でお送りしておりますが、こと北嵯峨高校に関しては、 学校へ向かう道そのものが大きな魅力だというの
が僕の実感です。自身、北嵯峨高校に通っていたという若い先生からもお話をお聞きしました。 卒業生として、また教員として感じる北嵯峨高校の良さのなかで、学校をとりまく環境は欠かせないものだというのが伝わってきました。京都の宝ともいうべき地域にある、専門学科をもたない普通の高校。そこでの3年間には、決して普通ではない価値がありそうです。
個別指導教室セカンド・キャンパス代表
「学校ではできないことをやる」をモットーに、地域の小中高生を対象とした学習塾を運営。
平日ほぼ毎日発行される教室通信「やる気発生装置」は学校情報、受験情報、勉強の仕方等役立つ記事を多数掲載。
保護者や塾生だけでなく、塾関係者や学校関係者にも幅広く人気がある。
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